赤ちゃんと家族の力を信じて
芹來(せら)ママさんより
予定日が年末ギリギリで、上の2人共予定日を過ぎて生まれたので年内に生まれてくれるかが不安でした。
早い段階からお腹が張ったので病院で張り止めの薬を処方されました(3人目にしてで初めて)。飲み始めの時には副作用で手が震ったりして怖いなぁという感じでした。
予定日の1週間前の検診では、だいぶ赤ちゃんの向きも良くなってきているし出てくる準備はしてるよと言われ、年内に生まれてくることだけを願って毎日お腹に話しかけたり、上の子達にも「早く遊びたいから出ておいでー」と声をかけてもらったりしてました。それでも出てくる気配はなかったのですが、最後の検診の2日前の夜に少し強い痛みと破水したかもしれないという事で助産所へ向かいました。
出産の恐怖で震えが止まらずにいた私に先生は「大丈夫、おちつきな」と優しく声をかけてくれたり、手を握ってくれたりしました。そこからいい波は来ているもののなかなか赤ちゃんが下がって来ず、一旦家に帰って寝ることに・・・。
帰ってからも定期的に痛みが来ていて、寝たのか寝てないのかあまりよくわかりませんでした。3時間くらいした頃に痛みが強くなったので、もう1度助産所へ向かいました。なかなか赤ちゃんが下りて来ず、破水させてもらって、そこから30分程で産まれてきてくれました。
やっぱ長年の経験と知識を持っている先生って凄いなぁと改めて思いました。ここで3人目を取り上げてもらうことができて本当に良かったです。ありがとうございました。
助産師より
待望の女の子 誕生おめでとうございます。
第2子、第3子とここの助産所で無事出産してくれてありがとう。第2子誕生前にママの叔母さんやお母さんに聞かされた言葉を思い出します。「お産の時 叫びますよ。 それは すごく 叫びますよ。」心配しながらお産に臨んだけれど、ちっとも!赤ちゃんを産みだす時の辛さは相当なもの。赤ちゃんの苦しさを想像しながら赤ちゃんの為に頑張る姿は立派でしたよ。
赤ちゃんと一体になって最大の難関をお互いを思いやりながら切り抜けてくれました。声がもれるくらい当たり前だと思う。
今回のお産では、助産所に来た時、手が震えていましたね。とても冷たかった。何度経験してもお産は怖いよね。でも、私の力や温もりをママにあげるような気持ちで手を握ったら落ち着いてくれましたね。助産師の私はひたすら、ママを信じ、赤ちゃんの生きる力を信じ、祈ることが大切な仕事だと思っています。ありがとう。無事出産してくれて。
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