赤ちゃんに伝わるママの思い
瑠羽花(るうか)ママさんより
先生とは第1子の新生児訪問でお世話になりました。その頃、授乳が上手くできないと悩んでいた私に「また見てあげるからおいでー。」と声をかけてもらい、気持ちが楽になったのを覚えています。その後も定期的に母乳マッサージに来ては授乳の仕方、離乳食の進め方など色々な事を教えてもらいました。
その時に「2人目はここで産んだらー?」と言われ、第2子を授かったので今度はここで産もう!と決めました。
検診ではお腹の赤ちゃんの様子を詳しく説明してもらい、上の子にも話しかけながら進めてくれました。
37wの検診で「まだまだ1週間はないわ。」と先生が言ったのでのんびりしていたら、次の日の夕方、上の子が突然「あかちゃん うまれる」とぼそっと言って、「まさかぁー。まだまだだよー。」とのんきに構えていたのですがその日の夜に破水。次の日の明け方には陣痛も来て、あっという間の出産となりました。
よく先生は「いつ生まれてくるかは 子どもが教えてくれるで」とは言っていましたが、まさか!! うちの子までいうとは!! ほんとびっくりでした。
入院中は1人目で授乳に悩んでたのも知っているから授乳の仕方も何度も何度もしっかり教えてもらい、また「1人目の時に授乳に悩みながらも頑張ったから、2人目、上手な子産まれてきてよかったなー。」と優しい言葉を掛けてもらい嬉しかったです。
先生の「いいかんじやで。」や「上出来やん。」などポジティブな所。、大好きです♪
落ち込まずに、ポジティブに考えることができて励みになりました。
助産師より
ご近所のママ。初めての出会いは、お兄ちゃんの新生児訪問の時。全くママのオッパイを飲めないお兄ちゃんに一生懸命授乳の練習をした時を思い出します。赤ちゃんの泣き声にママが辛くて諦めるかなと心配したこと、覚えています。ママ頑張りましたよね。少しずつ飲めるようになり、やがて、オッパイだけになった時、嬉しかったね。
さらっと表現するママだけれど、我が子に対する思いは深く、その思いが泣いている赤ちゃんに伝わり、母乳育児が可能になったのかな?ママの頑張りは助産師の私をも助けてくれます。一緒に頑張り、当たり前のようにオッパイをくわえている赤ちゃんの姿は私にとってもご褒美の様でした。
2人目妊娠した時、この助産所で産んでくれると聞いてさらに喜びました。一人目の育児を踏まえ、できるだけ早く赤ちゃんに母乳を飲ませるようにしたいと願っての申し込みでしたね。瑠羽花ちゃんはお腹の中にいる時からママの思いを知っていたのかしら?生まれてすぐにオッパイを吸ってくれましたね。少し小さく生まれたのでしばらくミルクと混合で育ちましたが、1ヶ月健診が過ぎた頃から、ほぼ母乳で大丈夫になりました。ママ、子供を育てるってことは、母の思いが大切だよね。たとえ上手にできなくとも、こうしてあげたいとか、こう育ってほしいとか、願い続けることは大切だよね。
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