子供たちの不思議な力
明莉(あかり)ママさんより
改めて妊娠・出産は奇跡的な事だと思える出来事がたくさんあった３人目。妊娠の発覚も上のお兄ちゃんが教えてくれたり、性別も見事に言い当て、生まれる前日には下のお兄ちゃんが先生の「明日生まれる？」の問いに「うん。」と強く答えていました。
深夜いよいよい陣痛が本格的になり先生に電話して助産所へ行く準備中、寝ていたはずのお兄ちゃんが突然むくっと起き「おかあさん！」と泣きながらぎゅ～っとしに来てくれました。
助産所への道中、西の方の空にぼぼ満月がとてもキレイに見え、みんなで「すごく大きくてキレイなお月さまだねぇ～」なんて話していたのも以前上のお兄ちゃんが言い出し、なんとなく決めていた名前“あかり”に月明かりが通ずるものがあったり。
いつも先生とも話していた、赤ちゃんは皆の思いを分かってるし、聞いているから、皆やママが困らないようにしてくれるのがぴったりな出産でした。
かん先生とのお付き合いも早いもので５年半。１人目の助産師訪問で出会い、諦めかけていた母乳育児を「大丈夫、できるよ」と頑張るきっかけをくれて、そこから先生と二人三脚、４月ころには完母に！その後も育児中に母を亡くした私にとって先生は母の様な存在でもいてくれました。２人目は、出産後に黄疸があがってしまい、まさかの生後４日で市民病院へ転院することになってしまいました。入院中には何度も１時間以上授乳に付き合ってくれて、ちゃんと退院できるように、退院してからも困らないようにと本当に親身になってサポートしてくれました。そして今回は無事に助産所から退院できてすごく嬉しかったです。
そして今回も美味しいごはん＆おやつ、洗濯など身の回りのお世話をして頂きありがとうございました。全部真似したくなるレシピばかりで家で作ってみようと思います。
先生とスタッフさんに温かく居心地の良い入院生活を送らせてもらって幸せな５日間でした。
これからも３人の育児、頑張りすぎずに頑張ります。
助産師より
２人のお兄ちゃんたちの子育てでは母乳育児に苦しんで苦しんで頑張り抜きましたね。じょうずに飲めない我が子に何度も何度もお乳を含ませ、自分の時間を殆ど子供たちにあげていましたね。３人目の明莉ちゃんではもう苦しまないだろうと思ったのにやっぱり苦労しましたね。ただ、明莉ちゃんは最初からじょうずにお乳をくわえる事ができた赤ちゃんです。女の子で力が弱いため授乳量が増えずしっかり飲めるようになるまで時間がかかりました。３人の子供たちの育児はめまぐるしいくらい忙しいですよね。助けてくれるお祖母様がいないママがどれくらい大変な一日を過ごしているのかは想像がつきます。助けてと叫びたい時もあるだろうに一生懸命頑張っている。ママ、子供たちも、助産師である私も知っているからね、ママの素晴らしい頑張りを。