コロナ禍での転院
橙生(とうせい)ママより
かん先生、スタッフの皆さま、この度は大変お世話になりました。
第1子の時は総合病院での出産だったため、今回も臨月まで前と同じ総合病院で妊婦健診を受けてそのまま出産する予定でした。でもコロナ禍ということで、出産や入院生活、上の子のことなどで不安感が増してきて・・・そんな時母から助産院の事を聞いて1度見学させてもらうことに。
もうすでに臨月である事や、出産予定日がお正月であるにもかかわらず、受け入れて下さり、すぐここで生もうと決めました。
初めて見た時のかん先生の印象は、チャキチャキしてて親戚のおばちゃんみたいって思いました。
直前に切迫早産と診断されていた事もあり、早く生まれると思い込んでいたけれど、全然生まれてこず。かん先生にも「そんな簡単にはいかない。子供が生まれて来る日を選んできてくれる。」と言われたけれど、本当にそうだった。クリスマス、お正月があって上の子の事もあり、雪の日の心配もたくさんしたけれど、結果1月2日の夜にやっと本陣痛らしきものが来てかん先生に電話。7分間隔くらいになったところで産院へ。着いて少し安心したけれど、もともと不安感が強い私は先生に色々質問し面倒な事も沢山言ったけれど全て先生のポジティブな言葉に吹き飛ばされた!どんどん痛みが強くなってきて、私はここでもネガティブワードを連発。でも痛みがない時は先生ともう一人の助産師さんと冗談を言って笑い合ってた。ここは前の病院でのお産とすごく違う。笑う余裕もなくなってきて1時間くらい経った後、周りのみんなもびっくりするほどの安産生まれました。怖がっていた自分を笑った。私のネガティブにいつもポジティブな言葉で励ましてくれて、順調にお産を進めてくれて、かん先生には本当に感謝しかないです。家族もみんなお休みで揃っている時に生まれてきてくれた我が子にも本当に感謝。
今思うと何をそんなに心配していたんだろう?と思うけれどこのコロナ禍の中で家族で立ち合い出産をして入院も上の子も一緒にお泊りすることができて、助産院出産はいい事しかなかった(^^)♪ ごはんも健康的でおいしくて実家のような安心感で、かん先生との話も勉強になるし面白い。沢山笑わせてもらった。ただ1点入院中のおっぱいマッサージだけは痛かった~。でもその分翌日から飛ぶようにオッパイが出るように♪ 初めての助産院出産、正直生む直前まで不安だったけど。。本当に忘れられないステキな出産になりました。
助産師より
本当なら病院で出産予定だったママさんです。コロナ禍で上のお子さんと入院中全く会えないことが心配で、又、寂しく、助産所のお産を問い合わせてくれました。助産所での出産について詳しく説明し納得され転院されてきましたが、やはり心の中は不安だったのだと思います。ひとつひとつの私の行為が意味あるものだけれども転院間もなくの出産で、信頼関係が充分できておらず、何となく緊張されているのがわかりました。「本当に大丈夫?」と幾度も訪ねられ、私もその度「大丈夫ですよ。心配ないですよ。」と。でもその言葉もなかなかママの心に届かなかったです。無事生まれた後に「私何をそんなに怖がったんだろう?」とおっしゃいましたよね。そこからの入院生活は本当に心の底から笑い合えました。お産のお世話も、ママに届けるたくさんの言葉にも、お互いの信頼関係って大切ですね。
手形足形の色紙に橙生くんのお名前を書いて下さった習字の先生が言った言葉覚えていますか?喜んでいましたよね。ここに書いておきます。
「お正月の鏡餅の上にのっている橙 ポッと橙色の明かりが皆を暖かく照らす そんな映像が浮かぶ」
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