自然の中でナチュラルに生む
侑里(ゆり)ママさんより
第１子を別の助産院で産み、その助産院が閉じる事となった為「かん助産所」を紹介していただきました。
福岡からの里帰り出産のため、旦那は出産に立ち会うのは難しいかなぁと漠然として過ごしていました。
11月16日、朝7時、破水があり、かん先生に電話。すぐに産院へ向かいました。お腹に張りはあるものの、痛みは感じず、お散歩をして過ごしました。スタッフの方が付き添って下さりありがたかったです。旦那の到着時間に合わせて生まれるようかん先生が膜をとって下さり、14時頃、福岡から駆け付けた旦那に合わせて陣痛がはじまりました。それからはするするっと生まれました。長女の葵ちゃん、父ちゃん、じいちゃん、ばあちゃん、みんなで出産に立ち会うことができました。
はじめ、立ち合い出産はどっとでもいいかな？と思っていましたが、いざ、出産を終えると、家族全員で出産に立ち会えたことは本当に嬉しく、一生忘れられない経験になると感じています。
家族みんなで立ち会って、かん助産所で産めたこと、私にとっても家族にとってもかけがえのない出産体験でした。かん先生はじめ、助手の方々、おいしいお料理を作って下さる方々、お掃除をして下さる方々、本当にありがとうございました。
３人目もまたここで産みたいです！
助産師より
不思議なご夫婦。とても丁寧で柔らかく穏やか。ママは“慌てない慌てない”とマイペース。パパもシャイな方？でもご自分たちの方針はしっかり持っておられる。できるだけ、シンプルに自然に沿って赤ちゃんのタイミングで優しく優しく生まれて欲しい。不必要な行為はできる限り受け付けたくない。ママは語らないけど、そう私に伝えているように感じました。医療の必要性を伝え、ひとつひとつの内容を確認し合い、ママが拒否することはできるだけ行わないよう気遣ったつもりだけれども、ママとパパの思いをこわすことなく赤ちゃんを生むことができたでしょうか？
出産後２～３日夜よく泣く赤ちゃんに心配で「大丈夫？」とたずねると、上の子はずっと泣いて寝れなかったので、その時よりは寝てくれますとの返事。日常の中で静かに穏やかに赤ちゃんを守って育てていく姿を見せていただきました。本当に不思議な力強さを感じさせていただきました。