幸福感に満ち溢れた出産
智与 (ちよ) ママさんより
日に日に大きくなるお腹、子供たちの赤ちゃん返り、自分の精神不安定状態・・・私の中で不安ばかりが膨らみ、産んだ後本当に育てていけるのかと毎日悩んでばかりいました。35週に入った頃、一宮へ来て妹宅にお世話になりながら出産をむかえました。
初めての健診は年末。たっぷり1時間半程かけて色々なお話を聞くことができました。先生に産後の生活の変化を上の子たちに話しておくようアドバイスされ、毎日のように「赤ちゃんが産まれたら協力してね。一緒に育てようね。」と話すようにしました。予定日も近づき早く産みたい!と願う私に「お腹の子にお願いしなさい」と言って下さり、それから毎晩子供達と「もういいよ、出ておいで~」と話しかけました。ちゃんと聞こえていたのか2日の夜から前駆陣痛のような痛みがありました。3人目の出産ですが最初から立ち会ったのは初めての主人は多分一番戸惑っていたんじゃないかと思います。イスに座った主人のお腹に頭を押しつけ、時に絶叫してしまい「子供たちが驚くよ」と叱られながら数回イキんだ。頭が出たっ!と思った瞬間ヌルッと全身が自分の下に見えていました。すぐ自分の胸元に来た娘の事は一生忘れません。その横には長男と長女がいて「ちよちゃん」と本当に嬉しそうな顔をして覗き込む。しあわせ~
長女は全ての事に興味を示して、何でも質問していました。その姿もほほえましくて少し前まで赤ちゃん嫌いって言っていた子とは思えませんでした。主人、子供達、妹、2人の姪っ子に母と沢山の人に囲まれてとても幸福感に満ちた出産が体験できてよかったです。入院中かん先生には骨盤のこと、おっぱいのこと、母としての心構えなど沢山教えて頂いた毎晩の会話はこの先ずっと忘れません。一生の宝にします。かん先生に巡り合うべくして出会ったんだと思います。この出会いに感謝です。
助産師より
里帰り分娩のママ。パパは間に合わないかなと思っていたけれど富士宮市から駆けつけてくれ、お兄ちゃん、お姉ちゃんお祖母ちゃん叔母ちゃん、いとこの2人と総勢8名で智与ちゃんを迎えました。智与ちゃんは横でお兄ちゃん、お姉ちゃんが暴れている方が寝てくれましたね。顔をベタベタされ、抱っこされて喜んでる。お腹の中からずぅっと兄弟だったんですよね。ママがとても心配性で次から次へと不安材料を見つける人だから子供達が毎日考える時間を奪っちゃうのかな?子供達はよく動き、サプライズをおこしてくれましたね。でも智与ちゃんはそれが良いみたい。オッパイもしっかり飲んでくれるし、お母さんの望みを全て叶えてくれるみたい。
ママ、智与ちゃんはママを強く強くする役割を持って生まれたのかもしれないね。ママはがまん強くやり抜く力を持った素晴らしい人だよ。子供達もママの事が大好きだよ。パパも早く帰ってきてほしいとママを待ちこがれているよ!他に何もいらない。私は見ていて本当にそう思うのです。
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