母の頑張り
遙政（はるまさ）ママさんより
2人目の出産は、経産婦だから早く産まれるよ！って言われることが多かったので1人目の出産に比べたら少しは楽に産めるかなと思っていました。が、私のお産にかかった時間は2日間と半日でした。私の骨盤が狭いのと子供の頭が大きかった為、時間をかけて赤ちゃんが骨盤を通れる様に少しずつ頭を細くしてくれました。少しずつ強くなる陣痛に耐えながら過ごした時間は私にとって育児への自信になりました。途中で本当に産まれてくるのかと心配になった時もありました。そんな時にいつも私の背中をさすってくれた旦那さんや母親、姉からたくさんの勇気をもらうことができ、無事に出産することができました。産まれるという大切な意味を今回の出産で教えてもらうことができました。出産中、先生の明るい笑顔で何度も助けてもらうことができました。ありがとうございます。そして旦那さん、桑名から何度も来てくれてありがとう。ななちゃん自分自身と戦いながら少しずつお母さんとはる君に譲ってくれてありがとう。
4人で新しい家庭を築いていきます。本当にありがとうございました。
助産師より
2人目の出産だったにもかかわらず、分娩所要時間29ｈ40ｍ。本当に長いお産に耐えましたね。1人目のお産で吸引分娩だったというママ。1人目2688ｇの赤ちゃんよりも約400ｇ重い3035ｇの男の子をママは必死に生んでくれましたね。その頑張りには頭が下がります。ママには応援団がたくさんいましたね。遙政くんが産まれた時パパも、おばあちゃんも、ママのお姉さんもみんな泣かれていましたよね。ママの頑張りにだけでなく、生まれた赤ちゃんに対して、その命の重さへの感動の涙でしたよね。それから、全ての命を守ってくれるであろう万能の神に対する感謝の涙でもありました。私たち、お産に立ち合う者全てが感じる人間の無力感。ただ、ひたすら、無事に生まれてと祈るしかない無力感を感じながらママと赤ちゃんを見守った後の・・・無事に生まれたことへの感謝の気持ち、本当に一生忘れないでおこうね。