おめでとう

2012有彩

有彩(ありさ)ママさんより

結果的には、市民病院での出産となりましたが、私のわがままで病院での出産にまで立ち会っていただきました。そのおかげで帝王切開にならずにすみました。とても感謝しています。
妹の勧めでいつくかの助産所を見学しましたが、私の条件(初産婦、35歳、バセドウ病治療中、不妊治療)で受け入れて下さったのはかん先生のみでした。それだけ経験と自信を持っていらっしゃる先生なのだと実感しています。
産まれてくるまでの数カ月いろいろありました。仕事を優先しがちな私の性格を見抜き「残業禁止」を言い渡された事。切迫早産の危険ありとの判断で会社を2週間休められた事。(一般の病院では切迫早産の家系であることなんて考慮してくれませんから・・・)産休に入って、里帰りをし、ものすごく情緒不安定になり、泣けて泣けて自分ではどうしようもなく、ろれつが回らず話もできなくなった私を救って下さったのもかん先生でした。また、今回の事で私の人生観は大きく変わり、自分がいかにごう慢であったかを思い知らされ、考えを変えることができたのもかん先生のおかげです。予定日を過ぎてもなかなか陣痛の来る気配のない私。先生に言われた通り実行するのはものすごく大変でした。連日の掃除、階段の往復、山登り、その後の成田山の階段10往復では途中で足が上がらなくなった自分が悔しくて周りを気にせず号泣しながらやり遂げた事はいまでは楽しい思い出になりました。

助産師より

本当によくがんばったね。妊娠を待ち望んだ6年間、もう嫌と思ったことも何度かあったでしょう。妊娠中はお腹の中で赤ちゃんが強く蹴ってくるのでよく顔をしかめていたね。幸せな気持ちと初産特有の不安な気持ちが交差して何とも言えない顔をしてた時もあったね。責任感が強いあなたに残業禁止を言い渡したけど職場の皆にすまなく思って渋っているのを叱ったりもしたね。自分の弱さを人に見せたり、頼ったりすることが苦手なあなたにとって妊娠出産は思い通りにはならなかったかもしれない。でも、必死で子供を守ったあなたはとても立派で素敵でしたよ。赤ちゃんを初めて抱いた時の笑顔が忘れられない。1人の子供を生んだ誇りがあなたの笑顔にはありました。本当の意味でのお母さ

出産体験記

Posted by かん