一体感の中で家族になる

2019年4月25日

2019浬

浬(かいり)ママさんより

かん先生との出会いは長男のおっぱいマッサージでした。初めての育児で右も左もわからず、とにかく頑張っておっぱいを飲ませてこの子の体重を増やさなきゃ。と必死になっていた私に『そんな真面目にやらんで楽しんで飲ませーっ! あなたいいおっぱいしてるで大丈夫だわーっ!』と言ってもらい、気持ちが楽になったのを覚えています。その後も赤ちゃんの成長のことや離乳食のやり方など気になることを質問するとズパッと答えて下さり、とても頼もしく自然と2人目を妊娠したらかん先生の所でお産したいと思うようになっていました。
今回の出産はおしるしがあってからしばらく微弱陣痛のようなものがあり、3日目の朝破水「あとは赤ちゃんがおりてくるのを待つだけだからお散歩してどこかでお昼ご飯食べてきたら?」と先生。13時頃戻り、そこからあれよあれよとお産は進み、14時過ぎには生まれるという超安産でした。自分でもビックリです!!
1人目のお産の時はあまりの痛さでパニック状態になり、訳がわからないまま気付いたら生まれてた・・・という感じでしたが、今回は先生が陣痛の合間に今の赤ちゃんの状態などを説明して下さり、優しく声をかけて下さったことで冷静でいられ、とても良いお産になりました。本当にありがとうございました。

助産師より

とどちらかと言うと寡黙なご夫婦。それでもママは1人目のおっぱいケアで通ってくれた方です。気心もお互いに通じ合っていました。けれども更に寡黙な旦那様。コミュニケーションがとれるかしらと思いきや、お産の時にはシャイな旦那様が一生懸命ママを支えようとしてくれました。Babyが生まれるその瞬間の苦しさを見事に2人で乗り越えてくれました。(1番頑張ったのはママという事は勿論ですが・・・。)
パパはママの思いを時々汲み取ることができず、読み違えてしまって “女心がわかってないのかも” と感じることもありました。また、お産に立ち会うことに対しても前向きに考えてもらえているかしらと心配もしました。血液を見るのが怖いとか、臍の緒をきるのはできないとか、いっぱい不安材料を持ったままでのイザお産の現場でした。ところがママを支え、励まし、我が子が産まれてくる瞬間の証言者になってくれたのです。ママに寄り添うパパを見て私はパパありがとうねという気持ちに本当になりました。ご夫婦でお産に臨むということは、家族の絆をより強いものにし、信頼感を築くと言われています。これからも、この時の一体感を忘れずに過ごしてもらえると良いなと思いました。

出産体験記

Posted by かん