努力の賜物
日菜 (ひな)パパさんより
今回、初産でした。待ちに待った子でした。新月の日に生まれました。僕の仕事がお終わって、かんさんの所に行くと陣痛が強くなりました。いよいよだと思い、長くなるのも覚悟しました。かんさんの所について7時間後に産まれてくれました。安産で本当にビックリして、2人で笑い合いました。この感動は一生忘れられない思います。5日間の入院のうち、子供と嫁と3日間一緒に過ごしました。わからない事だらけで、戸惑ったり、心配になったりもしました。けれど、かん助産所の皆さんのおかげで心配や不安もなくなりました。この場所で出産でき、5日間過ごせたことは本当によかったと思います。これからの育児をしていく中で、いろいろなことがあると思いますが、また、元気な姿を見せに来たいと思っています。
ママさんより
かん先生、子供と正面から向き合うことの大切さを教えていただきありがとうございます。心をおににして子育てしていきます。
助産師より
自分のスタイルを持って、自立したママでした。私から伝える言葉を自分なりに解釈し、自分らしく、出産に対しても、育児に対しても、取り組まれた方でした。初産のため時間がかかる? と心配していたのですが、自然の流れにスーと乗っかって、とてもきれいに出産されました。パパはママに常に寄り添いました。汚されていない童心を大人になっても持っている方で出産をされたママと、我が子に感動され、心の底から喜ばれていました。けれど、私が最も感心したのは、出産後の育児でした。日菜ちゃんは今まで私が助産師になって初めてと言えるくらいオッパイが吸えない赤ちゃんだったのです。ママの忍耐力は素晴らしく、毎日毎日、日菜ちゃんの授乳の練習を頑張られました。直接飲ませた後でオッパイを搾り飲ませる。毎日毎日頑張って練習されました。そして、1ヶ月検診の日、日菜ちゃんは見事にオッパイの飲み方を覚えてくれました。その2週間後オッパイを直接60mlも飲むことができたのです。言葉で言うことは簡単だけれど、1ヶ月半ママは来る日も来る日も日菜ちゃんに練習させたのです。辛かったと思います。ママは赤ちゃんに楽に生きてほしいと望むし喜ぶことをさせてやりたかったはずです。でも、真正面から赤ちゃんと向き合い、今、いちばんしてあげれることを逃げずに頑張られた。本当に素晴らしいママです
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