親の決意
蓮 (れん)ママさんより
初産で、全てが初めてで、とてもいい経験になりました。
初検診をした時には3カ月くらいになっていました。私たちはまだその頃学生でおろすことも考えましたが、身体の変化やエコーで見る赤ちゃんの姿を見ると、とてもおろそうとか考えてた自分が恥ずかしくなってきました。それからは赤ちゃんのために生きていこうと思いました。
私にとって助産所での検診は楽しみの1つでした。日に日に大きくなっていく赤ちゃんが見れるから。かん先生も何もわからない私に優しくていねいに教えてくださいました。陣痛の時には常に腰をさすって下さいました。途中何度も嫌になり、あきらめの言葉を言っていた私をきちんと叱ってくださり、赤ちゃんと頑張っているのだと再確認させてくれました。
これからは3人で力を合わせて頑張っていきます。
助産師より
専門学校に通っている時に妊娠に気付かれたそうです。最初はおろすことも脳裏によぎったそうです。でも、パパと二人で考え抜いて出産を決心されました。パパは学校を辞め、就職する道を選び、ママは学校を続けながら妊娠中を過ごし、無事、卒業されました。妊娠の中期に入るまで検診にもきっちり来ないし、どうなるんだろう?と心配していましたが、学校を無事卒業してからは出産の準備に取り組まれました。パパとママはとても仲良し。でも周りの人達に上手にいろんな事が頼めない。自分の事には責任を持つという事はとても大事です。でも、若い二人には分からない事や困った事がおこる事もあるんだから周りの人達に相談したり、お願いしたりすることも必要だと思う。自分たちが思っていることを周りに話しても良いと思う。絆ノートを見て、私はママの深い気持ちに気付きました。あまり、自分の事を語らないママだったので、二人の優しい愛情にも気付かなかった。二人の一生懸命に頑張っている姿は素敵だよ。育児は大変だけど・・・。時々泣き止まぬ我が子につらくなるけど・・・。寝る時間も短くて、気軽に遊びにも行けないけど・・・。がんばるんだよ。
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