自立して行動する

2016純世

純世(じゅんせい)ママさんより

臨月に入ってからの突然の転院にも関わらず、「いいよ、ウチにおいで」と言って下さったあの一声にどれだけ救われたかわかりません。
初めてお会いしてから出産までの1カ月に満たない怒涛の日々。お兄ちゃんになる覚悟がしきれてなかった長男へ、ゆっくりゆっくりとしか産まれる兆しを見せない次男へ、かん先生は真正面から向かい、言葉と心をぶつけてくれました。その剣幕に私も最初はびっくりしましたが、その“ドヤシ”こそかん先生の愛情の深さのあらわれ。こんなに子供や胎児と向かい合ってくれる助産師さんに出逢えたことをとても感謝しています。お産は母親と赤ちゃんがするもの。お産は自然なこと。それを本当に感じさせてもらえた濃密な1ヶ月でした。
巡り巡ってここへたどり着けたこと、ここで産めたこと、ここで過ごせたこと、幸せとしか言いようがありません。本当にありがとうございました。

助産師より

常に自立し、生き方を模索してきたんだろうなと思えるママでした。自分が確立しているから産み方も自分で決めるというハッキリと意思のあるママでした。出産も自分の頭の中で整理しており、落ち着いて望まれました。私はお産は子供を産むという意味があるだけでなく、家族を作り上げていく過程であると考えています。上のお兄ちゃんが、お兄ちゃんとして、これから家族の中で自分の立ち位置を理解し、行動してほしいと願っています。たとえ2・3歳の子供であっても必ず、赤ちゃんが生まれたら家族が1人増えた分、自分に求められる期待も変化するということを何となく察していると思うのです。たくさんの子供達に私は接せてきましたが、子供達は皆可愛く、優しく、賢いのです。純世くんのお兄ちゃんもやっぱりすごく理解しているなと私は感じました。真剣に優しく賢いと思うから私は、子供達をまっすぐ見つめ話しかけているのです。最高の子供達です。

出産体験記

Posted by かん