我が子に見守られ母になる
璃音 (りの)ママさんより
入籍した翌年に結婚式を挙げ、すぐに授かった命。以前から通院していたクリニックで診てもらっていましたが、私のお腹にいる大切な命、がんばろうとしている命に心ない言葉を言われてしまい、腹がたち、ここでは産みたくない。一緒にがんばろうと言ってもらえるような先生の所で産みたいと思いました。
かん先生は、不安だった気持ちを話すと否定せず聞いて下さり、病院ではダメだ。ここでお願いしようと思うようになりました。主人や母に話すと 助産所? と少し不安そうな反応でしたが、誰も反対せず、私らしいねと希望を聞いてくれました。
1ヶ月に1回の検診の間、無事に育っているか心配で、時間外にエコーをしてもらったり、話を聞いてもらうだけで少し不安が和らぎました。ごにょごにょとと元気に動く様子を丁寧に説明してくださり、各臓器の発達までしっかり診てもらえました。そして先生はお腹の子をよく誉めて下さり、毎回の検診が楽しみでした。帰りにはいつも「今日も誉めてもらったね」とお腹に話しかけていました。誉めて誉めて誉められた りの は賢く、母親思いな子でした。きっと先生は私の性格を分かった上で、上手に誘導して下さったのですね。母乳の大切さ、母になる覚悟・・・他にも書ききれないくらいたくさんの事を教わりました。
助産師より
自分に与えられた役割や、自分に与えた課題を全て果たそうとする本当に真面目なママです。
常に真剣な生き方は尊敬に値するママでした。でも、反面、私はちょっと心配しています。自分に対して厳しいために、周りの人々にも厳しくなってしまうかもしれない。許すということは、苦しいし、つらい。でも、他者を許すことは自分に対しても優しくなり、自分の嫌な面があったとしても、許せ、受け入れることができると思うのです。
ママは、パパに対して、とても甘えているなぁと感じました。パパへの我儘がママの心の支えや安らぎになっているのかなと思っています。
新米ママさんだけれども、ママとしての働きは100点満点です。助産師の私は、ただ、見守っているだけでママはしっかり子育てをこなされていました。あなたが、心からリラックスして子育てを楽しんでくれたら私も最高にハッピーですよ。
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