理想のお産て?

2011年10月20日

2011瑠那

瑠那(るな)ママさんより

1人目の出産は病院でした。妊娠中の不快症状に対し相談しても納得いく答えがもらえず、私はこれ以上どう頑張ればいいの?と楽しみのはずの妊婦検診が苦痛で仕方なかった。 それに加え、なかなか進まない出産に誘発剤、内服薬、点滴と結局薬の力を借りての出産にどこか納得のいかないままだったのです。そのため、自分のお産力を確かめてみたい。家族(子ども)立ち会いでお産がしたい。と思いました。
ここで先生に出合って、知識と経験の豊富さに圧倒され、私はみるみる先生の魅力に取り付かれ、次の健診ではどんなことを教えてくれるのだろう?と検診が楽しみになりました。その結果、前回のような不快症状もなく、楽しく妊娠経過を送ることができました。
予定日から6日遅れての出産。なかなか産まれてくれない きっと私が陣痛を起こす力がないんだ・・・。と思い込んでいた時、上の子の様子を見て「この子がまだ産まれてくることを許していないから赤ちゃんも産まれて来れないのよ。そのうち出てきていいよって言うはずだから待っててあげな」と先生が言ってくれました。しばらくすると本当に先生の言う通り娘が赤ちゃんに向かって「出ておいでぇ」と言ってくれるようになりました。そんな子供に感動しながらも、それでも産まれてこない赤ちゃん・・・。一体いつになったら産まれてくるの? 何が足りないの? とイライラすることもありました。そんな中、命の授業に参加しないかと先生から声がかかりました。その授業をきっかけに改めて生命の尊さ、お腹の赤ちゃんの思い、その他言葉にできないくらいの熱い気持ちを感じ、気持ちがスーッと楽になりました。
それから3日後、希望通り旦那の休みの日に待ちに待った陣痛発来!妊娠中にやれることを全てやり、思い残すことのない、大満足の日に出産することができました。

助産師より

いつも凛として美しいママ。何もかもスゥーとおしゃれにこなしていくママに見えるので私の助産所で大丈夫?と思っていました。妊婦検診中、何度も何度も話し合っていくうちにとて繊細な内面を知り、自分の苦しさを表に出せない辛さを感じ取っていました。一人目のお産の時も周りの人に気を遣いすぎて自分自身を抑えてしまったんですね。大満足なお産と書いてくださりうれしかったです。

お産に対する深い思いを体現し、自分自身への信頼を勝ち取られたことをあなたと一緒に喜びたいと思います。

出産体験記

Posted by かん