楽しい合宿生活
紗佑実 (さゆみ) ママさんより
私は独身の頃、産婦人科に勤めていた事もあり、自分のお産の時はこうありたいなぁ・・・。というイメージが何となくありました。そして、結婚して第1子を授かった時、出産すると決めたクリニックで自分のイメージや思いを伝えました。けれど、いざ出産となるとまずは抗生剤の点滴から始まり、赤ちゃんがなかなか出てこないと上からナースが乗っかりお腹をギューギュー。私には酸素マスク。最後は会陰切開で吸引分娩。母子共に無事で良かったし、その時の助産師さんにもお世話になったので嫌な思いをしたという訳ではないのですが、自分の出産への思いとあまりにもかけ離れていて “生めたー"” と言うより引っ張り出されちゃったという思いが残りました。そんなこんなで、今回ありがたく第2子を授かった時は病院はやめよう、助産所だ" と迷いなく思いました。主人に相談するとあっさりOK。早速かん助産所へ℡しました。関西弁の先生に勝手に親近感とご縁を感じ、ここでの出産を決めました。(私たち夫婦も大阪出身なので・・・) その後、里帰りせず主人と子供にも出産に立ち合ってもらいたい事、出来るなら家族全員で入院生活を送りたい事などを相談すると、先生は困った顔をすることなく引き受けて下さりました。
妊婦健診が始まると毎回1時間半たっぷりと先生とお話ししたり、エコーを診ることができ、上の子を連れてきた日には先生が子供の目線に合わせて、赤ちゃんが生まれてくること、お兄ちゃんになるということを話して下さり、子供が出産を受け入れられるように気持ちを誘導して下さいました。そして7月19日子供の予言通り陣痛がきて助産所へ。必死に必死にいきみ、赤ちゃんが無事に生まれてきて、へその緒がまだつながっている時に胸に抱かせてもらった瞬間の感激といったら!!! 今思い出しても涙が出るくらい嬉しく幸せな瞬間でした。出産後は希望通り家族4人で泊まり込み。和室に大きな布団を並べ4人で寝転がり、なんだか合宿みたいで楽しいものでした♪ ご飯はどれも本当に美味しく、主人は「太る~っ太る~っ」と言いながらもりもり食べ、長男もいつも以上にパクパク!合宿生活が終了して、この美味しいご飯を食べられないのが何より淋しいかも・・・(笑)
最後になりましたが、先生、息子の相手をたくさんして下さり、ありがとうございました。私に母として妻としての心得を話して下さったこと、とてもありがたかったです。自宅に戻っても忘れません。息子も先生の事が大好きです。
助産師 より
初めて、助産所に見学に来られて、お話しする内に、なんと!同じ穴のムジナか・・・? 大阪弁バリバリでコントのようなノリが心地よい。と感じてしまいました。パパも長男の基ちゃんもご一緒されたら、更ににパワーアップした力強いほどの関西人!!! 基っちゃんは来る度に私とかけ合い漫才をし、ついでにウンコをして私に拭かせる始末。楽しかったぁ~♪
一時助産所は私の育った故郷の大阪になっておりました。
本来に戻りまして、紗佑実ちゃんのお産ですが、素晴らしかった。ママは、やる時ゃぁやると言ったタイプ。上の子の時のトラウマで “私、生めないかもぉ~” というオーラがありましたが、土俵際まで追い込まれたら自分で生むしかないと、がぜん力を発揮してくれました。母は強し" です。私は何も心配いらなかった。パパとママと基ちゃんと三人でしっかり紗佑実ちゃんを生み、愛し、日常に戻って行かれました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません