助産所と協力医療機関
あかりママさんより
1人目が帝王切開、2人目は自然分娩で産む事ができたのですが、1回帝王切開をしている為かん先生の所で産むことはできず市民病院での出産となりました。2人目を生んでから6年も経っている為、不安がいっぱいでしたが、分娩時にかん先生と主人が立ち会って、私や赤ちゃんに声を掛けて下さったおかげでとても心強かったです。3人の中で一番いい出産でした。
一番お世話になったのは母乳でした。最初は少しずつしか出なく、赤ちゃんがうまく飲む事ができず苦労しました。かん先生は私と赤ちゃんに合ったケアや声かけをして下さったので本当にうれしかったです。
助産師より
私達助産所は、万が一の時に備え協力(嘱託)医療機関をお願いしています。TVで「つるかめ助産院」をご覧になった方も多いでしょう。ドラマでは若いママが助産院での出産を希望されていたのにドクターが亡くなり、島でのお産を諦めかけたシーンがありました。助産院で自然なお産がしたいと望まれても医療のバックアップがないと万が一が起った時に迅速な対応ができないし、ママと赤ちゃを守ることができない。そのために、私の助産所でも協力医療機関がないと助産所では分娩を扱うことができなくなります。
そのために、私の助産所でも一宮市民病院の先生にお願いし、助けてもらっています。今回のお産のお手伝いをしたママは帝王切開の既応があり自然分娩にトライしたいと思われていましたが、上の子の出産から6年もたっている為不安が強く相談に来られた方です。助産所で分娩を扱うことはできないため市民病院での出産を勧めました。ただ、分娩時立ち会ってお手伝いできるか市民病院の先生にお聞きする事を約束しました。幸い市民病院では分娩に立ち会うことを許してもらい、ママのお産に立ち会うことができました。ママは妊娠中より健康な妊婦を心がけ、異常を起こさないよう予防に努められました。お産の時も、本当にがんばり、良いお産を迎えられました。分娩が終わった時、産みきった!自分の力でやりきった!という喜びを全身で表わしておられ、側にいた私も嬉しかったです。妊娠した時から産み終えた時まで本当にがんばりましたね。自分のお産をやり終えましたね。育児もそのまま続いていくと思いますよ。
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