ご近所さんが産まれたよ

2018颯大

颯大(ふうた)ママさんより

1人目のお産は病院でのお産で、おばちゃんには、おっぱいマッサージでお世話になりました。それから「2人目はおばちゃんの所で産み」と言われていましたが、2人目を授かった時どこで出産するか悩みました。長男を出産した時が壮絶すぎて・・・もし何かあったらどうしようかと色々なことを考えてしまい助産所は普通のお家だし、やっぱり病院のほうが設備も整っていて安心だと思い病院で生むことにしました。
ある日、おばちゃんから電話があり小学校で命の授業をするから手伝ってほしいという連絡がありました。そして命の授業のお手伝いをすることになり、そこでおばちゃんの所で出産した方たちとお話しているうちに私が心配していたことや悩んでいた事などが自然と消えていきました。その日から私はおばちゃんの所で生んでみたいと強く思うようになり、お願いすることになりました。
生んですぐに旦那さんは「ありがとうありがとう」と何回も言ってくれました。「おつかれさま」とか「頑張ったね」ではなく、長男の時には言ってくれなかった「ありがとう」という言葉に私はびっくりしました。旦那さんも病院の出産とは違う何か感じるものがココにはあったのかなぁと思いました。

助産師より

颯大くんのママのおばさんはご近所さんで私の所で生む予定だったけれども、陣痛が弱くBabyが下りてきてくれず帝王切開になりました。その時から、ご近所さんのお子さんを私の助産所でとりあげさせて欲しいなと願っていました。お祖母ちゃまもママも幼いころから成長を見守ってきたので私にとっても孫みたいな存在だったのです。念願かない無事赤ちゃんを産んでくれました。ママは私の娘とも幼いころ遊んだお友達で、私の事を「おばちゃん」って親しんでくれていましたので本当に嬉しかった。話は変わり、1人目の出産ではパパはお産や子育てに対して何もわかってないと妊娠中から話されていたので大丈夫かな?と思っていました。でも颯大くんのお産では全く異なる印象でした。ママに優しく、ずっと根気よくママを支えていらっしゃった。仕事ではないときは上の子の面倒をよく見ていたし頑張っていました。お産の後ママに聞くと「一緒でなかったらお産はもっと耐えられなかった」と話していましたよね。パパは皆にやさしい方で、ママだけを特別扱いしてくれないので少し腹立たしく思うかもしれないですね。でも、そんなパパだからママの側にいてくれるんですよね。私からは素敵な家族だなぁと思えました。

出産体験記

Posted by かん