ママの思いを受け止めて
花瑠(はる)ママより
ステップファミリーで娘2人が思春期・反抗期の真っ盛りでした。
健診の時には赤ちゃんだけでなく、娘達にも真正面から話をして下さり、相談にものってくださいました。娘も話を聞くたび少しずつ角が丸まり家族で赤ちゃんを迎える心の準備ができました。と同時に陣痛が始まりました。怖い怖いと言っていた主人もかん先生に背中を押され、涙涙の立ち会い出産。娘も「大丈夫 大丈夫!みんないるから!」と大泣きしながら私と赤ちゃんを応援しつづけてくれました。
先生はどっしり構え、私たち家族を見守ってくれていました。ここぞというタイミングでさっとフォローしてくださる。さすがさすがの大ベテラン助産師さんでした。
入院中もおいしい栄養満点の愛情ごはんに人生相談、育児のアドバイスなど母親のように暖かく寛大に接してくれました。かん先生に出会い、私だけではなく家族全員が大きなものを得られたと思います。
助産師より
妊娠が解った時すぐに電話を下さり、出産の申し込みをされましたね。来院され、いろんなお話しをする中、お母様の上でお姉ちゃん達への深い思いを知ることができました。お姉ちゃん達が幼かった頃、必死に働いて家計を支えることに精いっぱいで、上手に愛情を伝えることができなかったと悩まれていましたね。思春期真っ盛りの今、自分を確立したいともがき、自信ない弱い自分と自分を強く押し出したい自分の間で揺れ動く我が子にどう接するのか戸惑いながらも向き合うと考えておられましたよね。
お産の時、パパと2人のお姉ちゃんが一生懸命ママを励まし、皆で赤ちゃんの誕生に涙し喜びあった。2人のお姉ちゃん達は何かを感じ、受け止めるものがあったでしょうか? ひとつの出来事がさほど大きな意味を持ったとは思えなくても、お姉ちゃん達2人が成長していく時の流れの中で、きっとこのお産に向け、家族みんなで頑張った事の意味は深まり、大きなものとなってお姉ちゃん達の心の奥に残ると期待しています。
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